ふゆづき(DD-118)

ふゆづき(DD-118)

「あきづき型」護衛艦の4番艦

国産純度の高い注目すべき艦艇

※文頭写真:海上自衛隊
※「ふゆづき」(DD-118)についての性能詳細は「あきづき型」記事をご覧ください。

海洋国家日本の安全保障にとって注目すべき「あきづき型」の4番艦として建造されました。平成21年度(2009)計画で起工され、平成26年(2014年)3月13日に就役、第3護衛隊群第7護衛隊(舞鶴)に編入されました。造船は三井造船玉野事業所、排水量は5,100トン、全長150.5m、定員は約200名、建造費は726億円です。対潜裝備の追加により1番艦「あきづき」(DD-115)よりも50トン増加しています。

本艦を含む「あきづき型」最大の注目点は、米国のイージスシステムに当たる射撃指揮装置に国産の00式射撃指揮装置(FCS-3)が搭載されていることです。さらに他にも多々国産装置が採用されています。詳しくは「あきづき型」記事をご覧いただくとして、ともかく記念碑的な軍艦であることは間違いありません。

大型のイージス艦「こんごう型」(いずれ「あたご型」も)が弾道ミサイル防衛にあたると僚艦の防空が手薄になるということから、近接僚艦防空(LAD=Local Area Defense)を補う目的で計画・建造されました。

250kmの範囲を探知・追尾するレーダーと射程50kmの発展型シースパローミサイル(ESSM)の組み合わせで、自艦や僚艦へと向かう敵ミサイルを迎撃します。イージス艦よりも新しい設計のため高精度となっており、データの発表がなく推測になりますが、おそらく24発の敵ミサイルを同時に迎撃することが可能です。

基幹となる射撃指揮装置を中心に国産純度の高い護衛艦として大いに活躍してもらい、次に続く国産高性能護衛艦の発展に寄与してくれるよう期待しています。

「ふゆづき/冬月」という名は大日本帝国海軍の秋月型駆逐艦「冬月」に続き2代目です。

「あきづき型」4番艦「ふゆづき」(DD-118)。写真:海上自衛隊
「あきづき型」4番艦「ふゆづき」(DD-118)。写真:海上自衛隊

「あきづき型」4番艦「ふゆづき」(DD-118)。写真:海上自衛隊
「あきづき型」4番艦「ふゆづき」(DD-118)。写真:海上自衛隊
種別汎用護衛艦
運用者海上自衛隊
あきづき型
製造者三井造船玉野事業所
母港舞鶴
排水量5,100t
全長151m
全幅18.3m
吃水5.4m
速力30ノット
乗員200名
発動機COGAC方式/ロールス・ロイス スペイ(川崎・16,000shp)×4 
主な兵装高性能20ミリ機関砲(2基)
VLS装置一式
魚雷発射管(2基)
搭載機対潜・哨戒ヘリコプター(SH-60J/K)1機
進水平成24年(2012年)8月22日
就役平成26年(2014年)3月13日
退役-

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