コンベアXP-81

Convair XP-81
コンベアXP-81Convair XP-81

長距離爆撃機を援護する戦闘機

対日戦終結のため採用されず

※文頭写真:USAF

コンベアXP-81(1945年)は、第2次世界大戦において日本本土を爆撃するB-29を援護するために開発されたアメリカ空軍の戦闘機です。アメリカ空軍(陸軍航空隊)にとって戦略爆撃機部隊はとても存在感が強く、空軍が陸軍から独立した際にも爆撃機を運用する戦略航空軍団(SAC)が強い発言力を持っていました。

当時の長距離爆撃機といえば、日本を女子供容赦なくかつ非軍事施設を中心に焼きつくした悪名高いB-29スーパーフォートレスです。普通に言って戦争犯罪です。B-29の航続距離は6,600kmにも及び、空中給油のなかった当時これを援護する戦闘機がありませんでした。

そこでアメリカ陸軍航空隊は第2次世界大戦中に、航続距離2,000km、巡航高度12,000mの戦闘機を開発するようコンベア社に要求していました。コンベア社はこれらの要求に答えるべく、ターボジェットとターボプロップという2つのエンジンを搭載する機体を提案、1944年に試作機XP-81として発注を得ます。

ターボプロップエンジンは、燃焼ガスの力でプロペラを回し、タービンを通過した後に排出される燃焼ガスの力と合わせて推力とするエンジンです。

XP-81は1945年2月17日に初飛行します。テスト中には時速740kmを記録するなどなかなかの高性能を発揮しましたが、半年後の1945年8月に大東亜戦争が終結し採用されることなく終わりました。

その後もターボプロップエンジン開発などのために飛行試験は継続されています。

運用者-
主要なバリエーション-
生産数2
スペック型式-
全 幅13.66m
全 長15.39m
全 高4.26m
翼面積39.48㎡
自 重5,786kg
総重量/最大離陸重量8,850kg
発動機J33-GE-5(1701kg)×1、XT31-GE-1(2,400hp)×1
最大速度816km/h
実用上昇限度10,820m
戦闘行動半径-
航続距離4,000km
乗 員1名
初飛行1945年2月11日
就 役-
退 役-
兵 装12,7mm機銃×6
爆弾1,450kg
5インチHVAR

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