ダグラスF3Dスカイナイト

Douglas F3D Skyknight
ダグラスF3DスカイナイトDouglas F3D Skyknight

米海軍初の全天候型ジェット戦闘機

初の夜間ジェット機空戦における撃墜を記録

※文頭写真:F3D-2スカイナイト。PHOTO USNAVY

ダグラスF3Dスカイナイトはその愛称のとおり、夜間戦闘能力を有した米海軍の全天候型艦上戦闘機です。朝鮮戦争中の1952年、Yak-15と夜間空戦を行ってこれを撃墜。世界初のジェット機同士の空戦における撃墜となりました。

太平洋戦争終戦も近づいてきた1945年、米海軍は夜間戦闘能力を有したジェット戦闘機の艦上配備を目指し各社に対して要求仕様を送り、その中からダグラス社が選ばれXF3D-1として3機が発注されました。

1966年(昭和41年)、ベトナム戦争を戦うF3Dスカイナイト。PHOTO USNAVY
1966年(昭和41年)、ベトナム戦争を戦うF3Dスカイナイト。PHOTO USNAVY

ずんぐりとした胴体に直線翼という形状は、旧式の設計のため飛行性能は芳しいものではなかったものの1948年より生産が開始され、朝鮮戦争の最中にあって本国において試験や訓練が行われました。

1949年からは飛行性能向上、コクピットや電子機器の改良、エンジン換装などが行われたF3D-2が発注されます。さらに主翼を後退翼とし飛行性能の向上を目指したF3D-3も計画されましたが、キャンセルとなりました。

運用者アメリカ海軍
アメリカ海兵隊
主要なバリエーションXF3D 試作機
F3D-1 量産型
F3D-1M 空対空ミサイル搭載型
F3D-2 エンジン換装型。237機製造
F3D-2M 空対空ミサイル搭載型
F3D-2Q 電子戦機
F3D-2T 電子訓練機
F3D-3 計画のみ
生産数265
スペック型式F3D-2
全 幅15.24m
全 長13.84m
全 高4.90m
翼面積37.16㎡
自 重8,980kg
総重量/最大離陸重量13,080kg
発動機J34-WE-36(1,542kg)×2
最大速度852km/h
実用上昇限度13,100m
戦闘行動半径1,140km
航続距離-
乗 員2名
初飛行1948年3月23日
就 役1951年2月
退 役1970年5月
兵 装20mm機関砲×4
爆弾1,800kg

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