ダグラスF4Dスカイレイ

Douglas F4D Skyray
ダグラスF4DスカイレイDouglas F4D Skyray

米海軍機初の実用超音速機

世界速度記録を記録

※文頭写真:USNAVY

第2次世界大戦後、ドイツから奪取した先進のジェット機研究データを入手したアメリカは猛スピードでジェット戦闘機の開発を進めていきます。米海軍の艦上ジェット戦闘機だけでも1950年代に初飛行した機体は10以上もあります。

そんな疾走する時代の中に、ダグラスF4Dスカイレイもうまれました。F4Dスカイレイは機首にあるコクピットのすぐ後ろから後端に向かって大きく広がるデルタ翼といわれる主翼を持ち、主翼付け根に空気取り入れ口(インテイク)が設けられたスタイルは、当時としてはかなり先進的なものでした。

アメリカ海兵隊所属のF4Dスカイレイ。PHOTO USNAVY
アメリカ海兵隊所属のF4Dスカイレイ。PHOTO USNAVY

斬新な試みは得てして安定性にかけるものですが、本機は海軍初の実用超音速艦上戦闘機としてまずまずの成功を収め、1951年1月に初飛行、1956年4月に就役して1964年2月まで現役として使用され422機が生産されました。

1953年10月には最高速度1,211.6km/hという当時の世界速度記録を樹立し、エンジンをより強力なものに換装した1958年5月には5種類の世界上昇時間記録を打ち立てています。

運用者アメリカ海軍
アメリカ海兵隊
主要なバリエーションXF4D-1 試作機。2機製造
F4D-1 量産型。420機製造
F4D-2 エンジン換装。ただしキャンセル
F4D-2N レーダー強化型
生産数422
スペック型式-
全 幅10.21m
全 長13.79m
全 高3.96m
翼面積52㎡
自 重7,300kg
総重量/最大離陸重量10,300kg
発動機J57-P-2(7,257kg)
最大速度1,161km/h
実用上昇限度17,000m
戦闘行動半径950km
航続距離1,900km
乗 員1名
初飛行1951年1月23日
就 役1956年4月
退 役1964年2月
兵 装20mm機関砲×4
1,800kg爆弾

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