ノースロップYF-23

Northrop YF-23
ノースロップYF-23Northrop YF-23

F-22と採用を争ったステルス戦闘機

選には漏れたものの高性能を発揮

※文頭写真:USAF

ノースロップYF-23(1990)は、アメリカのノースロップ社が開発したアメリカ空軍のステルス戦闘機です。

一度も撃墜されたことのないF-15という無敵の制空戦闘機を持つアメリカでしたが、1977年にはソ連のSu-27/30フランカーが出現し、F-15に匹敵する能力を有していました。アメリカはF-15の後継戦闘機を開発すべく、1980年頃から先進戦術戦闘機(ATF)計画をスタートします。

これにそって開発されたのがF-22なのですが、その選定の過程でロッキード・マーティン社のF-22と競ったのがノースロップ社のYF-23です。

YF-23。PHOTO USAF
YF-23。PHOTO USAF

F-22よりもどことなく未来を感じさせるYF-23。PHOTO USAF
F-22よりもどことなく未来を感じさせるYF-23。PHOTO USAF

1990年(平成2年)に初飛行し、F-22とともに選定試験に供されました。ステルス能力はF-22を上回り、スーパークルーズ(超音速巡航)などでもF-22に劣らぬ性能を発揮していたとされ、外見はF-22に比べ先進的なスタイルとなっています。

無敵の戦闘機として君臨するF-22ラプター。PHOTO USAF
無敵の戦闘機として君臨するF-22ラプター。PHOTO USAF

充分な能力を有していたYF-23でしたが、1991年(平成3年)4月22日、アメリカ空軍がF-22を採用したため試作機が2機造られた段階で終了しました。どうしてF-22だったのか、はっきり知りたいところですが選定の詳細は公表されていません。

YF-23の正面。PHOTO USAF
YF-23の正面。PHOTO USAF

YF-23の後面。推力偏向装置は搭載されていません。PHOTO USAF
YF-23の後面。推力偏向装置は搭載されていません。PHOTO USAF
工場でのYF-23。PHOTO USAF
工場でのYF-23。PHOTO USAF
運用者-
主要なバリエーション
生産数2
スペック型式-
全 幅13.30m
全 長20.60m
全 高4.30m
翼面積88㎡
自 重13,100kg
総重量/最大離陸重量23,322kg
発動機YF119-PW-100(AB 15,876kg)×2
最大速度2,335km/h+
実用上昇限度19,800m
戦闘行動半径800km
航続距離4,500km+
乗 員1名
初飛行1990年8月27日
就 役-
退 役-
兵 装20mm機関砲×1
AIM-7 Sparrow
AIM-9 Sidewinder
AIM-120 AMRAAM

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