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ラッセン

Lassen(DDG-82)
ラッセンLassen(DDG-82)

フライト2A能力向上型、イージス駆逐艦

横須賀を母港とする第7艦隊に所属

ラッセン(2001-)は、イージス・システムを搭載したアメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の32番艦です。1998年8月に起工され、1999年10月に進水、2001年4月に就役しました。製造費は約800億円(1ドル100円として)。横須賀を母港とする第7艦隊に所属しています。

南シナ海において訓練中のラッセン(DDG-82)。マーク45 5インチ砲を発射しています。PHOTO USnavy
南シナ海において訓練中のラッセン(DDG-82)。マーク45 5インチ砲を発射しています。PHOTO USnavy

同級は弾道ミサイル防衛の一翼を担う高性能艦であり、アメリカ海軍の優秀な軍艦の中でも最も成功を収めたといえ、現在も製造が続き70隻以上が建造される予定となっています。

最新鋭イージス駆逐艦らしく、数多くのアンテナや電子設備に囲まれた艦橋。手前のCIWSからは硝煙が漂っています。2015年9月16日。PHOTO USnavy
最新鋭イージス駆逐艦らしく、数多くのアンテナや電子設備に囲まれた艦橋。手前のCIWSからは硝煙が漂っています。2015年9月16日。PHOTO USnavy

アメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦は他の兵器と同じく随時能力向上が進められており、ラッセンは最新のフライト2Aという能力が付与されています。大きな特長は警戒能力を高めるヘリを2機搭載するための格納庫が設置されていることです。

ラッセン(DDG-82)から離艦するMH-60Rシーホーク。同艦に搭載されるヘリは能力を飛躍的に高めてくれます。PHOTO USnavy
ラッセン(DDG-82)から離艦するMH-60Rシーホーク。同艦に搭載されるヘリは能力を飛躍的に高めてくれます。PHOTO USnavy

また、ミサイルを発射するVLS(Vertical Launch Systems)はこれまでの90セルから96セルに増強されています。VLSからはトマホーク(対地・対艦巡航ミサイル)、スタンダードSAM-2(艦対空ミサイル)、ESSM SAM(艦対空ミサイル)、アスロック(艦対潜ミサイル)などを発射することができます。

対地巡航ミサイルトマホークを発射するラッセン(DDG-82)。PHOTO USnavy
対地巡航ミサイルトマホークを発射するラッセン(DDG-82)。PHOTO USnavy

至近距離においてミサイルや航空機を迎撃する兵器として2基の20mmファランクス シウス(CIWS=Close In Weapon System)が搭載されています。日本語でいうと近接防御火器システムとなります。

ファランクスCIWSを発射するラッセン(DDG-82)。PHOTO USnavy
ファランクスCIWSを発射するラッセン(DDG-82)。PHOTO USnavy

ラッセン(DDG-82)艦上の射撃訓練。PHOTO USnavy
ラッセン(DDG-82)艦上の射撃訓練。PHOTO USnavy

中国の侵略進む南シナ海に派遣される

中国は南シナ海において、国際法において領海や領域の根拠とすることが認められない、満潮時に水没する岩礁を埋め立て、勝手に領海として権利を主張しています。これに対してアメリカは2015年(平成27年)10月27日、「航行の自由作戦」と題して本艦を派遣。中国が勝手に領海であると主張している人工島の12海里内を航行しました。

運用者アメリカ海軍
主要なバリエーション
生産数
スペック型式
全 幅20.4m
全 長155m
全 高
翼面積
自 重
総重量/最大離陸重量
発動機LM2500-30ガスタービンエンジン(27,000shp)×4基(2軸)
最大速度
実用上昇限度
戦闘行動半径
航続距離
乗 員
初飛行
就 役2001年4月21日
退 役-
兵 装